息子が自閉スペクトラム症と診断されるまで

息子の成長については、一歳半辺りか違和感を感じるようになりました。

一歳半検診は大泣きで積み木を載せたり指差しなど何もできませんでした。

それ以外にも慣れない環境だと癇癪を起こしてしまう事が多々ありました。

自閉スペクトラム症を知るまで

違和感〜自閉スペクトラム症を知る

周りには、長男で男の子やったらそういうものだよー!っと言われてはいましたが、

成長が進むにつれて大きな違和感となってきました。

公園の遊具を怖がり、ほとんど自分からは遊びたがらず、

公園へ行っても大抵砂遊びや葉っぱ集めやお散歩でした。

発語もとても遅く、ママやパパについても呼んでくれるようになったのが

2歳半を過ぎてからでした。

言葉が出始めてからも挨拶がなかなかできませんでした。

本人がしようとしないというのもありましたが、

おはようっという言葉が発音しづらいようだったので、

家でハローとは言えたので、保育園でば先生にハローと挨拶をするようになりました。

バイバイもできるようになったのは同年代のお友達より遅く、

それも逆さのバイバイ(自分の方へ手を向けてするバイバイ)でした。

そして基本的に挨拶はこちらが促さなければしようとはしません。

(3歳頃までは逆さのバイバイ継続)

運動面でも他の子より不器用でよく転び、

言葉の滑舌もとても悪く、慣れた相手じゃないと

なんて話しているかわからないほどです。


育休中で今年仕事復帰ができたらいいなと思っていたので

子ども園の1号枠で願書を出しました。

面接中も息子は座っていられず、周りを走り回っていました。

その際に息子の現状についてはお話しましたが、大丈夫ですよ^^と

言って下さいました。

4月から子ども園が始まり、すぐ大きな問題が出てきました。

面接時に伝えた息子の状況について、担任の先生に

話が伝わっていなかったようで、息子について少しお話がありました。

とても頑固でいろんなことが気になって、

みんなで絵本を見る時間も見ていられない。

一人で気に入ったおもちゃで遊び出す。

椅子に座ってられない。

お昼ご飯を全く食べない。

他のお友達とコミュニケーションが取れない。

現状では昼までの預かりじゃないと難しいと。(お昼ご飯後すぐお迎え)

幼稚園に行ったら周りのこから刺激を受けて

色々できるようになるかなぁと少し期待していたので、

他のこと違うということに改めて気付かされました。


そして主人とネット等で色々調べていくうちに

自閉スペクトラム症

という発達障害に辿り着き、

長男で周りにママ友もいなかった私が、

息子の特徴がこの障害にとても当てはまる事にようやく気づきました。

これはもうほとんどこれに当てはまるんじゃないか・・・

以前から、家庭センターで息子の成長について

定期的に相談と様子を見ていただいていましたが、

明確ににこういった障害があるかもしれませんとか、

そういうことは言われたことがなく、

ゆっくりさんか、何か持ってるのかもしれないけど

成長とともに追いついてくることもあるのでー!と曖昧な回答だったので

これはいよいよ本格的に行動に移して行かないと駄目だなと覚悟しました。


家庭センターに子どもの発達について一度詳しく見てほしいと伝え、

療育センターを紹介してもらいました。

予約を取るのに、すぐには予約が空いておらず

2ヶ月先となりました。

そして子ども園の担任の先生と色々話して行かなければならないなと思い

今後の相談や加配(先生を増やす手続き)などを相談することにしました。

担任の先生に相談

実は息子に自閉症等の発達障害があると思うんです

Kママ
担任の先生

正直申しますと、私も今までたくさんの子を見てきましたが、●●くんは自閉症じゃなくても何かしら持ってると思います

やっぱりそうなんですね…ネット等で調べてみたんですが、加配などはして頂けるんでしょうか?あと療育センターで発達検査等をしてもらおうと思い予約しています

Kママ
担任の先生

すでに●●くんを年少クラスで2人の先生では見ることが難しい為、こちら側で3人に加配しています。ですが、来年からはこちら側だけで加配することが難しいと思われますので、加配をする為の手続きが必要になってきます。療育センターで検査予定とのことなので、その結果が出てからまた今後についてお話していきましょう!●●くんにとって一番いい形になるように。何かあればいつでも相談して下さい。また検査結果について詳しく教えて下さい。

担任の先生神でした。涙

初めての子どもでこちら側もどうしたらいいのか何から始めたらいいのか分からない状態だったので

ひとまず療育センターへ行き結果を担任の先生に報告しようと決意。

検査

予約〜診断

9時から療育センターで予約をとっていたので

家族四人、7ヶ月の次男も連れて1時間ほど車に揺られ

療育センターへ

到着し保険証などを提出し受付を済ませると、

ケースワーカーの方が個室に案内してくれました。

案内してくれた個室はテーブルや座敷もありとてもゆったり過ごせます。

ケースワーカーの方と私と主人で息子の今までの様子や

最近の様子、できることできないこと

困っている行動や出産時の状況などとても細かくお話しました。

その間息子は、精神保健福祉士の方だったかな?

おもちゃや絵や運動も取り入れながら息子の発達検査を

してくれていました。

とても子どもの扱いが上手で息子もすぐ楽しそうに

ゲーム感覚でブロックを作ったり、絵を指さしたりしていました。

聞き取りと、息子の検査が終わり、そこからしばらく待ち時間。

おそらく検査の結果を出す時間

11時半頃に、次は先生の診察ですと声がかかり、

診察室へ

先生が息子が好きなプラレールで遊びながら様子を観察し

関節あたりをトントン叩いて反応を見たり、一緒にジャンプしたり

軽く走ったり、声をかけたり

そして改まって仰ったのが、

軽度の自閉スペクトラム症ですね。と

言語や認知の療育を受けるのがいいかなと思いますが

いかがなさいますか?と

主人と即決でお願いしますとお伝えしました。

いくつか疑問に思っていることもこの際にと

色々質問しましたが、

明確な回答がもらえないものが多く、

あまり記憶に残っていません。

また結果の詳しい内容については別でお話しようと思います。

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